伊万里香水
  畑萬陶苑では、新しい製品群として、香水瓶シリーズを開発、09年7月、東京・新宿の京王プラザホテルで開かれた大有田プラザ展でお披露目した。
 香水瓶は、造形も様々、絵柄の伝統的な鍋島様式から現代風まで、合計60種類をそろえた。キャップの接合が難しく、約2年の試行を経て、特殊研磨の技法を考案、特許も申請した。
 また、香りの専門家である中島基貴氏と共同で、オリジナルの香水「伊万里香水」も製造した、
 畑石社長は、「これまでの技術、デザインを注ぎ込んだ。これで伝統が継承していければよい。製品には一つ一つ番号を振り、コレクションとして大切に保存してもらいたい」と話す。
 現在は、東京・銀座の和光で試験販売を始めたばかりだが、今後高級雑貨、化粧品店などでの販売を広げ、また、輸出も手がける考えという。
 
   
   
 
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